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2018/01/26

DELL PC で警告イベント「イベントID: 19」が大量出力

 DELL のデスクトップPC(OptiPlex 9020)を、Windows 10 Fall Creators Update でクリーンインストールした直後、OS のシステムログへ以下の警告イベントが大量に吐出されていた。

----------イベントログ 引用ココから
ログの名前:         System
ソース:           Microsoft-Windows-WHEA-Logger
日付:         
イベント ID:       19
タスクのカテゴリ:      なし
レベル:           警告
キーワード:       
ユーザー:          LOCAL SERVICE
コンピューター:     
説明:
修正されたハードウェア エラーが発生しました。

コンポーネントによる報告: プロセッサ コア
エラー ソース: 修正されたコンピューター チェック
エラーの種類: 内部パリティ エラー
プロセッサ APIC ID:
----------イベントログ 引用ココまで

 なんぞ?と思い、BIOSレベル/OSレベルで診断プログラムを実行するも、全て異常なし。
 Webで調べると「イベントID: 19」は、CPU交換したら or 電圧上げたら or 電源ユニット交換したら治まったという情報があったので、何らかの異常が検知されるの(機材の故障)を期待したんだが…。

 診断プログラムで異常が出ない以上ちょっと気が引けたが、その為の費用は出しているんだからとサポートへ問合せを入れた(急がないのでメールで)。

 問合せを入れた直後ふと気になって、BIOS は最新だよな(先日バージョンアップしたばかりだし)と念の為確認した所…なにかおかしい。先日適用した最新バージョン(A21)がサポートサイトから…消えている!?
 まさに「あ…(察し)」。

 そう言われてみれば、A21 では CPU関連の脆弱性(Meltdown & Spectre)対策も含まれてたな。
 その線からサポート情報を探ると、簡単に出てきた。

マイクロプロセッサーのサイドチャネル脆弱性(CVE-2017-5715、CVE-2017-5753、CVE-2017-5754): デル製品への影響 - DELL
----------引用ココから
更新日: 2018年1月22日

インテルは、スペクター(バリアント2)、CVE-2017-5715対応のためにリリースされたBIOSアップデートに含まれているマイクロコードによる「再起動の問題」に関する新たなガイダンスを公表しました。デルでは、すべてのお客様は、現時点ではスペクター(バリアント2)脆弱性のためのBIOSアップデートを導入しないようにすることを推奨いたします。デルは影響のあるBIOSアップデートをWebから削除中であり、影響を受けるプラットフォームに対する新たなBIOSのアップデートはサスペンドになっています。

すでにBIOSアップデートの適用を行ってしまった場合は、新たな情報およびBIOSのアップデートリリースが入手できるまでお待ちください。現時点では、それ以外のいかなるアクションも行わないでください。引き続きアップデートを過去にさかのぼってご確認ください。
----------引用ココまで

 今回の警告イベント大量出力は、これに関連する余波ではないかと類推できるんだが「いかなるアクションも行わないでください」とのことだから、軽挙妄動して旧バージョン(A20)へ戻すことなく、一旦サポートからの回答を待つことにする。
 恐らくサポートは情報を掴んでいるはずなので、適切にアドバイスしてくれるだろう。

----------

Afterfollow 2018/01/29


 今日、サポートからの回答があった。
 予想通り「Meltdown & Spectre 対策の副作用」だった模様。

 もっとも、自分が掴んでいた以上に追加する情報はなく、上記ページの URL を案内してくれた上で「新しい BIOS のリリースを待ってくれ」とのこと。

 まぁやっちまった(BIOS をアップデートしてしまった)ものは仕方ないので、アドバイス通り新しい BIOS のリリースを待つことにする。
 幸いなことに目に見えた障害は発生していないことだし。

2018/01/24

Windows Server DHCP の引越し(Export & Import)コマンド

 「Windows Server 2003 の~」という書出しだが、2008 R2 → 2016 の引越しでもちゃんと動いてくれた。更に言えば、ページの最終更新日は「2017/01/08」。

Netsh ユーティリティを使用して DHCP スコープをエクスポートまたはインポートする方法 - Microsoft サポート

----------Export方法 ココから
C:\>netsh
netsh>dhcp server \\servername
netsh dhcp server>export c:\temp\dhcpdb all

コマンドを正しく完了しました。
netsh dhcp server>
----------Export方法 ココまで

----------Import方法 ココから
C:\>netsh
netsh>dhcp server \\servername
netsh dhcp server>import c:\temp\dhcpdb all

コマンドを正しく完了しました。
netsh dhcp server>
----------Import方法 ココまで

 「\\servername」のところは Export元/Import先のサーバ名に置換える。

 引越しに際して、予約設定(MAC Address と IP Address の紐付け設定)がアホほどあるので、さてどうしたものかと考えていたら、ちゃんとコマンドが用意されていた。まぁ何を今更な発見で、何年 Windows Server を管理しているんだという話だが…。
 なお、Export されるファイルはバイナリなので、これをテキストエディタで編集して…という技は不可(残念

2018/01/23

Google Chrome 初期化方法

 Google Chrome の調子が悪い時は、小細工せずにコレで一発解決。
 コレでダメなら、Chrome 自体の再インストールしか無いんだが、そこまでの経験は今のところない。

 さて、一発解決の方法。
 Chrome を終了(常駐も含め)させた上で、以下のフォルダ(ユーザデータのフォルダ)をリネームしてしまう。
 なお、常駐を含めて終了させても、プロセスが残ってファイルを掴んでいてリネームに失敗する場合がある。その場合は再起動させた上で実施。

%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data

 リネームしてから Chrome を起動すると、ユーザデータが見つからないので新規に作ってくれる。
 これで大概の問題は解決する。

 ただ、この方法には前提があって、Google アカウントへリンクさせていないと(当然だが)すべての設定が空っぽになってしまう。反対に言えば、Google アカウントへリンクさせているのなら、アカウントへログインすれば一瞬で環境は復元される(復元されないのは cookie くらい)。

 なお、Chrome の設定画面に「リセット」があるが、恐らくこの方法の方が根本的処置になるんでないかな。