2015/06/05

Web Form での IME制御を無効化

 Web Form で自動的に IME(日本語変換)が on/off される、あの制御の話です。

 あれ、正直非常に迷惑です。
 多くの人がそうだと思うんですが、勝手に制御されずとも半ば無意識に左手が動いて IME の on/off を切り替えるんですよね。「あ、ここは日本語で入力しないと(無意識に IME on)」、「ここは英文字入力ね(無意識に IME off)」といった具合です(厳密に言えば、自分の場合は日本語入力が終わったら、直ちに IME を off にするんですが)。
 なので、勝手に IME の制御をされると、言わずもがなですが途端におかしな事になってしまいます。

 そこで、この IME の自動制御を、強制的に無効化します。

Internet Explorer


 Internet Explorer 8 以降であれば、以下の方法で無効化できます(それより旧い Internet Explorer でもできるかもしれませんが、手元にないもので)。

 まず、テキストエディタ(メモ帳とか)で以下のファイルを作り、拡張子「.css」(ファイル名は何でもいいです)で適当な場所へ配置します。
 自分でしたら、%APPDATA%\Microsoft\Internet Explorer 辺りに配置しますが、間違って消さないような場所であれば、どこでも結構です。

---------- .css ココから
* {
  ime-mode: auto !important;
}
---------- .css ココまで

 そして、Internet Explorer の [ツール]-[インターネット オプション]-[全般]-[ユーザー補助] と開いて、[自分のスタイル シートでドキュメントの書式を設定する] チェックボックスを on にします。[参照] ボタンが有効になるので、ボタンを押して先に作成した「.css」ファイルを指定します。
 あとは [OK] ボタンを押していって設定ダイアログを閉じれば完了です。


 念のため、OS 再起動(おまじないです)。
 これで、IME の制御を無視してくれるようになります。

Fire Fox


 現行バージョンの FireFox(Ver. 38)であれば、以下の方法で無効化できます(それより旧いバージョンに関しては…同上)。

 Internet Explorer と同じ内容で、CSS ファイルを作ります。
 ただしファイル名は「userContent.css」とします。

 そのファイルを以下のフォルダへ配置します。
 最後の「chrome」というフォルダは、最近の FireFox であれば存在していないと思いますので、その場合は自分でディレクトリを作ってください。

%APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\英数字.default\chrome\

 以上で完了です。

 念のため、OS 再起動(同上)。
 これで、IME の制御を無視してくれるようになります。

Google Chrome


 Google Chrome の場合は、設定の必要がありません。
 IME への制御を端から無視するようになっています。いえそもそも、どう頑張っても制御することができません。

 この辺り意見が分かれるかもしれませんが、IME制御反対派としては viva Google Chrome!

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