名簿の名寄せ乃至それに類した作業をしていると、同姓同名の人に悩まされる。
他の属性(生年月日や住所)があって判定の材料にできれば良いのだが、必ずしもそういう属性が(対象リストに)あるとは限らないし、そもそも変化してしまう属性も多くある。
そこで時の政府は「マイナンバー」なるものを考案したわけだが、もっと良いことを思いついた。
ズバリ、「姓名」で一意になるようにしてしまえば良いのだ。
人名に使える漢字を 2,998字として。
もっともオーソドックスな「姓2文字 + 名2文字」の構成で考えても、名前空間は「2998^4」(80兆余り)。「姓1文字 + 名3文字」や「姓3文字 + 名1文字」の構成を許すなら「2998^4*3」(242兆余り)。更に「姓名で 5文字」まで許容すれば「2998^5*4」(96京余り)。
本邦の人口を 1.27億人として、この名前空間がどれだけの広さか考えると…
「2998^4」であれば、全人口に 63万回余り名前を付与できる。「2998^4*3」であれば 190万回余り。「2998^5*4」に至っては 76億回余り。
言い換えると、それだけの世代交代の間、この名前空間は持つということ(人口が増減しないという前提)。ちなみに、生命誕生は 45億年前とか。生命誕生から毎年世代交代していても「2998^5*4」であれば、まだ 31億くらい残ってるね。
…これ、何気に素晴らしいアイディアじゃないか。
今からでも遅くないので「マイナンバー」なんていう無粋なものは廃止して、「マイネーム」制度として進めてはどうか。
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